Vol.2 津軽に息づく担い手たちの魂 ~青森県編~

分割再生&解説ハンドブック Part 4 津軽の祭り

  • 映像の概要

映像の概要

津軽平野の夏、屏風山のふもと。砂丘地帯でのメロンやスイカの栽培や、五所川原市の「立佞武多(たちねぷた)」、今別町の「荒馬まつり」をご紹介します。

  • 解説ハンドブック
  • 解説ハンドブック
  • 解説ハンドブック

解説ハンドブック

ねぶた(ねぷた)とは青森県内の各地で行われる夏祭りのこと。中でも全国的に有名なのは青森ねぶた祭りと、弘前ねぷた祭り。他にも五所川原の立佞武多や黒石の黒石ねぷたなど、津軽地方や下北半島の各市町村でもそれぞれのスタイルで行われています。 ここでは、代表的な青森ねぶた祭り、弘前ねぷた祭りと、動画本編で紹介した五所川原立佞武多についてご説明します。

<青森ねぶた祭り>

青森県青森市で、8月2日から8月7日に行われるねぶた祭りは、日本や中国の伝説・歴史上の人物などのほか、歌舞伎、神仏などを題材とした人形型のねぶたを運行する夏祭りです。近年は、地元の伝説や偉人、大河ドラマなどのテレビ番組の登場人物を題材にすることも。 青森ねぶたの由来は、七夕祭りや眠り流しの行事から生まれたという説が有力です。七夕まつりは七月七日の夜に、けがれを川や海に流すみそぎの行事ですが、ねぶた祭も同様に七日目にねぶた人形を川や海へ流す習わしがあります。 ねぶたの種類は大型ねぶた、子どもねぶた、地域ねぶたの3つで、1980年(昭和55年)には、国の重要無形民俗文化財にも指定されました。かけ声は「ラッセラー」。

<弘前ねぷた祭り>

青森県弘前市で8月1日から8月7日に行われる、三国志や水滸伝などの武者絵を題材とした、大小約80台の扇形や人形型のねぷたが城下町・弘前を練り歩く夏祭り。弘前ねぷたの由来は諸説ありますが、忙しい夏の農作業の妨げとなる眠気や怠け心などを流す「眠り流し」という農民行事から生まれた、という説が有力です。また「ねぷた」の語源も、この「眠り流し」から「ねむたながし」「ねむた」「ねぷた」と転訛したのではないかといわれています。 1980年(昭和55)に国の重要無形民俗文化財に指定され、現在は子どもねぷたや前燈籠など、様々に趣向を凝らしたものも増えています。鏡絵(前側)の雄姿と見送り(後側)の幽玄さが対照的な「扇ねぷた」、伝統ある豪華絢爛な「組ねぷた」などとともに、情緒ある笛や太鼓の囃子にのせて運行されます。かけ声は「ヤーヤドー」。

<五所川原立佞武多>

青森県五所川原市で8月4日から8月8日に行われる夏祭りで、高さが20メートル以上にも達する、巨大な山車が運行されることで知られています。五所川原立佞武多の由来は、禊ぎ祓いとして行われた夏の行事で、かつては燈籠を作って用いていたものが、いつしか組み人形を作られるようになったことから、といわれています。明治から大正時代にかけて、各集落などで競うように巨大なねぷたが作られるようになりましたが、電線の普及により、一時は消滅。1996年(平成8年)に、名称を「立佞武多」として復活しました。かつては骨組みに木や竹を用いて、灯りは蝋燭でしたが、現在は鉄骨で骨組みを作り、灯りは電灯を使っています。かけ声は「ヤッテマレ」。

film script

film script

map

このパートを見る
収録時間 2分26秒
  • film script

    このパートのシナリオを
    ご覧いただけます。

  • map

    このパートに関連する場所の
    所在地を地図れご覧いただけます。