Vol.2 津軽に息づく担い手たちの魂 ~青森県編~

分割再生&解説ハンドブック Part 6 津軽の郷土料理

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津軽の郷土料理、「リンゴのまるっこ漬け」をご紹介します。~エンディングまで

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「けの汁」とは

けの汁は津軽の七草粥ともいわれ、今では冬になるといつでも食べられるものになりましたが、かつては無病息災を祈って、小正月に食べられる精進料理でした。
名前の由来は諸説ありますが、「粥の汁」が語源であるとされています。「粥」は青森の方言で「けぇ」「け」「けっこ」などと呼ばれるので、それが転じて「けの汁」になったのではないかという説が有力です。
具材や作り方は、各地域・各家庭によって様々ですが、多くはダイコン、ニンジン、ゴボウなどの野菜類と、フキ、ワラビ、ゼンマイなどの山菜類、そして油揚げ、豆腐などの大豆加工品などを基本的な材料として、これらを刻んで煮込んだものを味噌や醤油などで味付け。素朴で家庭的な料理です。
また、けの汁に似た料理としては、秋田県の「きゃの汁」(「きゃ」は秋田の方言で「粥」のこと)があります。さらに岩手県や北海道でもけの汁に似た料理が作られていたことから、けの汁は北海道・東北地方の各地で作られていたのではないかともいわれています。
作り置きができる保存食としても重宝されており、小正月には、普段家事や調理などで忙しいお母さんも、けの汁を作り置きしておくことで、ゆっくり過ごすことができる料理なのです。

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収録時間 5分39秒
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