Vol.4 瀬戸が奏でる小豆島の農と食 ~香川県編~

分割再生&解説ハンドブック Part 3 伝統食「わりご弁当」

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歌舞伎の場などで振る舞われる「わりご弁当」についてご紹介しています。

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小豆島の伝統食

小豆島には、わりご弁当の他にも、さまざまな伝統食が受け継がれています。

・イギス豆腐

「イギス」とは、暗紫色の海藻のこと。乾燥に手間と時間がかかり、雑藻を取り除くごとに量が減ってしまうから、またの名を「貧乏草」と呼ばれています。
そのイギスを、米のぬか汁や大豆のゆで汁で煮溶かし、そのまま冷やし固めたり、野菜やエビなどの具や、だし汁で味つけたものが「イギス豆腐」。
現在も、土庄町の四海地区や、小豆島町の三都半島など、一部の漁村で、からしや酢味噌、酢醤油などと和えて、食べられています。

・かんころそば

「かんころ」とは、干したさつまいものこと。その粉を使って作られているのが「かんころそば」です。製法はうどんと同じですが、さつまいもの皮が入っていて、麺が茶色いことから、「そば」と名づけられました。現在でも、小豆島町の三都半島では、かんころの粉を使って麺を打つ習慣が残っています。

・石切ずし

小豆島の北部は、現在まで続く良質な石材の産地。かつて、大阪城の石垣を造るため、石を切り出していた石工たちに、押しずしが振舞われたのが、「石切ずし」の始まりです。酢飯と卵焼き、アナゴを何重にも重ね、重石を乗せてひと晩おいて、できあがり。見栄えや腹持ちの良さが特徴で、食べるときは木枠を持ちあげて、下から一段ずつ取り出します。今でもこの地域では、祭りや法事などのハレの日の食事として愛されています。

・あなごの生寿司

漁業の盛んな土庄町小江地区でとれる、新鮮な穴子で作る「あなごの生寿司」。酢でしめた穴子を使うため、夏場でも傷みにくく、秋であれば10日程の保存が可能。すし桶いっぱいに作り、上から手で押さえて固め、食べる分だけよそって食べます。

・おまぜ

山菜や野菜、魚介類(アナゴかスルメ)、鶏肉などの旬の具材を辛めに煮つけ、汁けをとったものを、ご飯に混ぜて作られます。山海の食材が豊富な小豆島では、現在でも、各家庭で食べられています。

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収録時間 1分58秒
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