Vol.4 瀬戸が奏でる小豆島の農と食 ~香川県編~

分割再生&解説ハンドブック Part 4 小豆島の春の行事

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毎年5月3日に肥土山離宮八幡神社で行われる農村歌舞伎と、春のオリーブ栽培の様子をご紹介しています。

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肥土山の農村歌舞伎について

農村歌舞伎とは、江戸時代より続く伝統芸能。地芝居とも呼ばれ、農民を中心に、その土地の人たちだけで演じられてきた、歌舞伎の舞台です。小豆島の農村歌舞伎は、300年余りの歴史を持ち、国の有形民俗文化財に指定されています。かつて幕末の最盛期には、島内各地区の神社に奉納する芝居として、30カ所余りの歌舞伎舞台がありました。しかし、継承者が減ったことや、舞台の焼失、老朽化などにより、現在も上演されているのは、「肥土山の農村歌舞伎」と「中山の農村歌舞伎」の2つだけ。「肥土山の農村歌舞伎」は、毎年5月3日に離宮八幡神社で、「中山の農村歌舞伎」は毎年10月の第2日曜日に、小豆島町池田中山の、春日神社で上演されています

かつて、たいへんな水不足に悩まされていた肥土山地区。その状況を見かねて、立ち上がったのが庄屋の太田典徳でした。肥土山の水不足を解消すべく、私財を投じて、1686年に蛙子池を造成。池から肥土山まで水が流れる様子を見て、喜んだ住民たちは、感謝の気持ちから、離宮八幡神社で芝居を催しました。これが、「肥土山の農村歌舞伎」の始まり。以来、肥土山の農村歌舞伎は、戦争などの混乱期にも絶えることなく、現在まで伝承されています。

農村歌舞伎の俳優は、すべて肥土山地域に住む人々。約250戸を6つの組に分け、交代制で演じられています。子供たちも春休み返上で稽古に励み、農村歌舞伎を継承しています。
「肥土山の農村歌舞伎」は、その伝統文化を守り抜き、少子高齢化で継承が危ぶまれるなか、安定的に後継者を育成し、歌舞伎を継続していることが高く評価され、「第7回むらの伝統文化顕彰(平成19年)」で、最優秀賞にあたる、農林水産大臣賞を受賞しています。

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収録時間 5分47秒
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