Vol. 17

酪農家の一日

今回は酪農家の一日におつきあいさせて頂きました。 根室市初田牛の小笠原牧場。 酪農家の一日はとても早い。 まだ夜も明けきれない早朝、トラクターの音が牧草地に響き渡ります。牧草の刈り取り作業から一日が始まります。この牧草はもちろん飼育されている牛たちの食事となり、寝る為のベッドともなります。トラクターを操り外周からどんどんと中へ規則的な動きで牧草が次々に刈られていきます。 放し飼いにされていた牛たちを牛舎に集めるのはおじいちゃんの仕事。馬を駆り、牛たちを次々に牛舎へと追い込んでいきます。

すると今度は、搾乳作業。 小笠原家では、奥様と二人次々に搾乳場に入ってくる牛たちに機械を取り付け手際よく搾乳を行います。この搾乳作業は365日休むこと無く行われるそうです。それはそうですよね、牛に土日休みはありませんから。 搾乳が済んだら、今度は牛舎の清掃や子牛の世話など、本当に休む暇もなく動き続けます。そして午後ひとときの休憩を挟むとまた搾乳作業が待っているのです。

この酪農家の皆さんの働く様子を眺めていたら、撮影から帰って、朝牛乳を飲むときには感謝の気持ちを忘れてはいけないんだなと実感します。僕らが普段何気なく手にする商品には今まで見てこなかった人々の努力や頑張りがあるんだと強く感じる取材でした。(K.N)