宮崎県

02.宮崎県産マンゴーと、宮﨑神宮・御神幸祭の獅子舞

ネットの中で完熟を待つマンゴー

ネットの中で完熟を待つマンゴー

Vol.34

Ep.2

南国・宮崎の太陽の恵みをいっぱいに受け、「キング・オブ・フルーツ」とも称される宮崎県産マンゴー。果肉の繊維質が少なくとろけるような甘さは、輸入品とは比べものにならないと評判で、初夏から夏の高級贈答品として絶大な人気を誇ります。

マンゴーの産地といえば沖縄が有名ですが、宮崎県内では1984年頃から生産が始まりました。完熟して自然落果した果実をネットで受け止めて収穫する現在のマンゴー栽培技術を、1987年に確立。糖度15度以上・重さ350g以上で色と形の基準をクリアした最高級品のマンゴーは、「太陽のタマゴ」というブランドで出荷されています。

一方、宮﨑神宮の御神幸祭は前半が御神幸(ごしんこう)行列、後半が神賑(しんしん)行列で構成されます。御神幸行列には、神様が乗るとされる御鳳輦(ごほうれん)を中心に獅子舞や稚児行列、流鏑馬行列などが加わりますが、獅子舞や行列に参加する地元の人たちは、1か月ほど前から練習に励んで当日を迎えます。