香川県

【香川県編】内海八幡神社の秋祭り

10月中旬、香川県の小豆島では秋祭りの真っ盛り。島内に8つある八幡神社で次々と秋祭りが行われる中、そのうちの1つ、内海八幡神社の秋祭りを訪ねました。
まず目を引くのは、大きな「太鼓台」。「布団」と呼ばれる真っ赤な屋根の下に数名が乗り込んで太鼓を叩きます。その音に合わせて「ちょーさじゃー」の掛け声のもと、数十人~数百人で太鼓台を担ぎ上げ、町内から神社を目指し練り歩きます。
馬場には各地域の太鼓台が集まり、「返し」「放り」「差し上げ」などの多彩な曲芸を競い、伝統の奉納芸「幟さし」も披露されます。これは、長さ約15メートル、重さ20~30kgの幟(のぼり)を、片手で空に高々と掲げたり、額や肩に乗せるというもので、太鼓台奉納の露払いとして行われています。

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瀬戸が奏でる小豆島の農と食

年間を通して雨が少なく温暖な小豆島。地中海にも似たその気候が、オリーブや醤油、佃煮、手延べそうめんなどの特産品を生みました。豊かな歴史と文化を育んできた瀬戸内海の島の恵みです。

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