兵庫県

03.田んぼの生き物調査とコウノトリ育む農法

毎年行われている生き物調査授業  

Vol.21

Ep.03

コウノトリ育む農法に取り組んでいる田んぼでは、春になるとアメンボやオタマジャクシなどの生き物が生まれます。そのため田植えの1ヶ月前には田んぼに水を張ります(早期湛水)。初夏にはメダカやドジョウ、ヤゴなどの姿が。そして田んぼの水温が20℃になる5月20日以降に田植えを行い、それから約40日間は田んぼの水を深くする「深水管理」を行うことで、生き物たちが暮らしやすい環境にしています。

多様な生き物が暮らせる環境づくりと、その活動を応援する人々や地域を増やしていく「環境創造型農業」の実践。地元では高さ12.5mの人工巣塔を作ったり、田んぼに水がない時期にもコウノトリが餌となる水生生物を捕まえられるよう、湿地やビオトープを整備したり、放棄田をコウノトリの餌場として活用したりもしています。

米や野菜を栽培する生産者の間では、農薬や化学肥料をできる限り使わない農業が広がっており、一定の基準を定めた「コウノトリ育む農法」の普及に取り組んでいます。