宮崎県
06.宮﨑神宮の御田植祭、JAフレッシュミズ全国集会、宮崎県の農業
Vol.34
Ep.6
五穀豊穣を願う宮﨑神宮の御田植祭は、2010年に約40年ぶりに復活しました。宮崎農業高校の生徒たちは、その頃から早乙女として参加しています。御田植祭当日は絣(かすり)の着物に編み笠をかぶり、境内にある約200㎡の御神田にヒノヒカリの苗を手植え。このお米は10月上旬に収穫され、11月の新嘗祭で奉納されます。
一方、JAフレッシュミズは、食や農業に関心のある若い世代の女性たちがJAをよりどころに集まってできた組織。作中登場したような夢にあふれる女性農業者たちが、様々な活動に取り組んでいます。
宮崎県といえばキュウリやスイートピー、ブロイラー(養鶏)の生産量が全国1位、ピーマン、マンゴー、養豚は2位など、国内トップクラスの品目を多く有する全国屈指の農業県。海、山、川の豊かな自然に恵まれ、「てげてげ(適当に)」「いっちゃが(いいよ)」といった方言に代表されるおおらかな風土の中で、元気な女性農業者たちが活躍しています。