山口県

05.はなっこりーの収穫、調整、出荷と「はなっこりーの歌」

山口県生まれのはなっこりー

Vol.17

Ep.05

山口県オリジナル野菜のはなっこりーは中国野菜サイシンを母、ブロッコリーを父に育成され、平成8年から県内で本格的に栽培が始まりました。甘みがあってクセがなく、しゃきっとした歯ごたえが魅力です。

平成7年に山口県農業試験場(現:山口県農林総合技術センター)でつくられた種を山口市名田島の女性グループが初めて栽培し、翌年出荷。以来、県内外で人気を集め生産地域が拡大、瀬戸内海沿岸や日本海沿岸、山間地域など各地の条件を生かした産地化が進められています。

夏から秋に苗を定植し、秋から春にかけて順次収穫。中山間地では10~11月、沿岸部付近では11~4月まで収穫できます。産地おすすめの食べ方は、しゃきっとした歯ごたえと甘みがそのまま楽しめるシンプルな塩ゆで。天ぷらにしたり、ベーコンと一緒に油炒めにしたりしてもよく合います。

はなっこりーにはテーマソング「はなっこりーの歌」もあり、県外の販売店で流れたことで人気を呼びました。カラオケ配信や携帯電話の着信メロディーにもなっています。