黒川能 魂の奔流

Ep.01

01.出羽三山と庄内平野、そして黒川能

出羽三山(でわさんざん)のふもとに広がる日本有数の米どころ、庄内平野。その一角にある黒川地区（鶴岡市）で、500年以上にわたって受け継がれてきた伝統芸能が黒川能です。

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Ep.02

02.王祇祭、当屋と合力。春を告げるタケノコと郷土料理の孟宗汁

一般に「黒川能」と呼ばれるのは春日神社の「王祇祭」(おうぎさい)で演じられる能のこと。旧正月の2月1日から２日にかけて夜を徹して行われます。そして孟宗竹(もうそうちく)の北限にあたる庄内地方にも春が。

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Ep.03

03.黒川能について①（上座、下座、太夫など）、夏の風物詩・赤川花火大会

黒川能を行う春日神社の氏子は上座(かみざ)と下座(しもざ)に分かれ、それぞれ70人程度の役者（舞方・狂言方・囃子方）で祭事を執り行います。

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Ep.04

04.田麦俣の多層民家と鷹匠。王祇祭の準備

兜造りの多層民家で知られる田麦俣(たむぎまた)（鶴岡市朝日地域）。雪深いこの地に日本で唯一、鷹を使って狩りをする「鷹匠(たかじょう)」として今なお活動を続ける人物がいました。

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Ep.05

05.黒川能について②（興行、十七夜祭、豆腐焼きなど）、寒ダラ漁とどんがら汁

黒川能が奉納される王祇祭(おうぎさい)は、別名「豆腐祭」とも呼ばれるほど多くの豆腐が食されます。3日間にわたり片座だけで約7000個の豆腐が焼かれるという、冬の鶴岡の風物詩。

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Ep.06

06.黒川能について③（当屋遣い、王祇おろし、座狩、ふるまいなど）

黒川能の最も重要な祭り「王祇祭」(おうぎさい)は２月１日の未明、春日神社の神霊が宿る王祇様を上座、下座それぞれの当屋にお迎えするところから始まります。

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Ep.07

07.黒川能について④（大地踏、式三番、公儀の翁、所仏則の翁など）

黒川能の特徴は翁(おきな)に「公儀の翁」と「所仏則(ところぶっそく)の翁」の2種類があること。とりわけ所仏則の翁はこの地に一子相伝で伝わるもので、王祇祭(おうぎさい)以外では絶対に行われません。

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Ep.08

08.黒川能について⑤（朝尋常、棚上がり尋常、布剥ぎ尋常、道具の渡しなど）

黒川の人々は今なお王祇祭(おうぎさい)と黒川能を中心とした生活を送っており、祭りと能が一体となった暮らしを営んでいます。

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