福島県

05歴史の重みを感じる「会津地鶏」の味

生後2か月の会津地鶏

生後2か月の会津地鶏

Vol.40

Ep.5

「会津地鶏」は、平家の落人が会津地方に持ち込んだ鶏が広まったものといわれています。かつては観賞用として飼われていましたが、次第に数が減少。絶滅寸前でしたが、昭和62(1987)年に鹿児島大学での血液鑑定の結果固有種であることが判明し、福島県養鶏試験場で原種の維持に取り組みました。現在県内に出回っている「会津地鶏」は県養鶏試験場で育種改良されたものです。 

「会津地鶏」の最大の特徴はコクのあるうまみと歯ごたえのよさ。ブロイラーの飼育期間は55~60日といわれるなか、会津地鶏は約100~140日と倍以上の日数をかけて飼育します。そのため、餌はブロイラーの3倍ほどかかるそう。本作で登場する生産者は、会津地鶏の改良から携わって20年以上。今では飼育から加工、販売までを一貫して行っています。地元産の餌や資源の循環にこだわる生産者の「会津地鶏」への思いも紹介します。