石川県
08.棚田の夜景。白米千枚田、幻想的なライトアップ
Vol.01
Ep.08
白米千枚田ではオーナー制度やトラスト制度を導入し、都会に住む人たちに広く棚田保全の支援を呼びかけています。オーナーとなった都市住民は白米千枚田の田植えや草刈り、稲刈りなどに足を運び、地元農家は技術指導などを行うもので、棚田をふるさと景観の重要な資源と位置づけ、都市と農村の交流を図る場にしようという取り組みです。
また、白米千枚田では毎年10月から3月までライトアップを実施。この夜景の準備や設営にも「ほたるびと」と呼ばれるボランティアの人々が大活躍しています。ライトアップイベントが始まったのは2008年。当時は「あぜの万燈(あかり)」と呼ばれ、稲刈り後の棚田のあぜに約3万個のキャンドルを灯すイベントでした。2014年からは、「あぜのきらめき」と名を変え、LEDのイルミネーションに。ピンク→グリーン→ゴールド→ブルーと、15分ごとにゆっくりと色を変え、白米千枚田に美しく灯りを灯します。