高知県
02 世代交代の時を迎えた竹内家の新たな一歩
この春、父から代替わりを果たした竹内慎一さん
Vol.45
Ep.2
4月。土佐市の山あいにある「谷地(やつじ)」という地域でショウガを栽培する竹内慎一さんの畑では、植え付け作業が最盛期を迎えていました。機械で掘った溝の中に、「親芋」と呼ばれる種となるショウガを並べていきます。ショウガは、前年に収穫した中から特に形の良いものを厳選して保存しておき「親芋」として使用します。大きな親芋を手のひらぐらいのサイズに手で割ってから植え付けるため、畑に小気味よい音が響きます。「パキッと良い音がして割れるショウガが良い種芋になる。ショウガづくりはいのちのサイクルですね」と話す慎一さんはこの春、父の栄一さんから代替わりし大事な節目の年を迎えていました。
畑に一定間隔で並べられた親芋のショウガは、土を被せた後、「パオパオ」と呼ばれる薄い布をかけて発芽を促します。家族総出で植え付け作業を終えた慎一さんは「今まではずっと父の背中を見てきた。これからは自分がメインとなってやっていくので、今年は良いショウガができるように、より一層がんばる」と熱い思いを語ってくれました。



