高知県
06 代替わり後の初収穫を終えて感じたふるさとへの思い
代替わり後、初めての収穫
Vol.45
Ep.6
代替わりしてから初めての収穫を迎えた秋。幸いにもショウガは大きく立派に育ってくれ、「豊作だと気持ちいいですね」と安堵の笑みを浮かべる慎一さん。父の栄一さんも「もうほぼ任せても大丈夫」と息子の努力を認めます。
ショウガは葉の先が黄色くなってきたら収穫のサインです。葉と根の部分をハサミで切り落とし、大きく成長したショウガをコンテナに詰めていきますが、シーズン中はアルバイトなど含めて総勢20人ほどで20日間かけて収穫を行います。そのため、畑一面に響くハサミの軽快な音と、風が運ぶ清涼感のあるショウガの香りは、谷地に秋を告げる風物詩となっています。
収穫されたショウガは、13〜14度に保たれた専用の倉庫で保管され、寝かせることで香りと辛味が強くなる「囲いショウガ」として年間を通じて全国へ出荷されます。また、その一部が親芋となって来年には畑に植えられます。「この谷地という地域が好きだから、ずっとここで生きていきたい。自分ができることをしながら支え合って、地域をできるだけ長く残したい」と語る慎一さん。ショウガとふるさとへの愛情は、さらに強くなっているようです。



