三重県
03.度会町(わたらいちょう)の伊勢茶、四番茶の収穫
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三重県を代表する伊勢茶
Vol.23
Ep.03
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三重県を代表する農産品の一つ、伊勢茶。生産量全国第3位で、北勢と呼ばれる県北部の四日市市・鈴鹿市・亀山市では、かぶせ茶を、南勢と呼ばれる県中央部の松阪市飯南、度会(わたらい)郡度会町などでは深蒸し茶を中心とした伊勢茶が作られています。
伊勢茶の歴史は京都の宇治茶と並んで古く、南北朝時代の文献にはすでに産地としての名が。戦国時代から木綿の商いで全国に広がった伊勢商人のネットワークに乗って、江戸時代には伊勢茶の名が広く知られるようになりました。江戸という時代はそれまで一部の武士や貴族、豪商といった特権階級のたしなみだった茶の湯が、町人にも普及した時期。さらに型にこだわらない煎茶という新しいお茶が一般的になったことで、茶を飲む習慣が人々に根づきました。当時それを支えていたのが、京の宇治茶と伊勢茶。なお、本作の静岡県編では牧之原台地のお茶づくりが、そして福岡県編では八女の玉露づくりの様子がご覧になれます。
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