青森県
05.津軽平野、リンゴの収穫と稲刈り。多彩なリンゴの品種
Vol.02
Ep.05
秋を迎え、青森県内の各地ではリンゴの収穫が本格化。毎年11月頃まで収穫されますが、品種によってそれぞれ熟す時期が異なります。
8月から極早生(ごくわせ)、早生(わせ)の品種が始まり、9月には中生(なかて)、10、11月には晩生(おくて)の品種が登場します。中生で代表的な品種が『つがる』。薄紅色の果実に強い甘みが特徴で、国内では『ふじ』に次ぐ生産高を誇ります。
10月には強めの酸味と深い紅色が鮮やかな『紅玉』、果汁が豊富で、適度な甘みと酸味が特徴の『ジョナゴールド』、大玉品種で輸出用としての需要も多い『世界一』、青森県りんご試験場によって交配・育成された『北斗』、さっぱりとした味わいと強い香りが特徴の『陸奥』が出回ります。11月になると黄緑色の実で甘みが強く『ふじ』や『つがる』に次ぐ生産量を誇る『王林』、そして日本で最も多く栽培されている『ふじ』が登場。
また、秋は米の収穫時期でもあり、ブランド米『青天の霹靂』は青森県のオリジナル品種です。