静岡県

02.お茶農家の仕事。苗木作り、施肥、薬剤散布、中切り更新

お茶の苗木作り

Vol.12

Ep.02

苗木の育成から木の栽培管理、収穫作業の茶摘み、そしてそれを荒茶や製品にまで仕上げるお茶農家の仕事には、米や野菜、果樹農家などとは異なる作業工程がいくつもあります。何より他の作目と異なるのは、収穫が1度で終わらないという点。大抵の作物は基本的に年1度の収穫ですが、茶は常緑樹である茶の木の若葉を取るため、新芽さえ出ればいつでも収穫できるのです。冬を越えた4月から5月にかけ、その年最初の摘採=一番茶(新茶)を収穫します。そこから45日ほど過ぎた5月下旬から6月にかけて二番茶、7月下旬から8月下旬には三番茶、9月に四番茶を収穫し、場所によってはさらに10月から11月にもう一度収穫することも。1年に何度も若葉を育てて摘み取るということは、その分茶の生育を促進させなければならないため、茶畑には最初の収穫前の2月頃から収穫が終わる秋まで、毎月のように肥料を施します。これもお茶農家の大切な仕事です。