東京都

04.小松菜発祥の地・江戸川区の地産地消

小松菜農家の中代さん

Vol.36

Ep.4

江戸川区での小松菜の歴史は江戸時代までさかのぼります。鷹狩りが好きだった第八代将軍・徳川吉宗が小松川村(現在の江戸川区)で鷹狩りをした際、御膳所として小松川の香取神社に立ち寄ります。神主の亀井永範が昼食時に何も料理するものがなかったため、地元で採れた青菜を入れた餅のすまし汁を献上。すると吉宗は大層気に入り、名もなきその菜を地名にちなんで「小松菜」と命名したとか(※三代家光公や五代綱吉公など諸説あり)。

現在、同区の小松菜農家のなかには十代目という家や、小松菜の豊作を祈願して正月に「青菜断ち」をする風習が残る家なども。小松菜を使った新商品の開発やブランド化を図るために江戸川区農業経営者クラブ・弘前大学・江戸川区・江戸川花弁園組合が協働で「えどがわ農業産学公プロジェクト」を立ち上げたほか、区内の小学校で小松菜を給食に提供する「小松菜給食の日」を設けたり、小松菜に関する出前授業や子どもたちの収穫体験といった食育活動を行ったりして、小松菜の魅力や伝統を守り継いでいます。