岩手県

結いが育む郷土の原風景

Vol.05

日本有数の稲作地帯、岩手県の胆沢（いさわ）平野に広がる散居集落。米作りに人生を捧げ、郷土を愛してやまない人々がいます。互いに助け支え合う「結い」の精神が、今なお息づいています。「美しい日本のむら景観コンテスト」で農林水産大臣賞を受賞している、岩手県のこの散居集落で、大切に守り継がれてきた郷土料理や民俗芸能、伝統的な建造物。米作りが育んできたこれら農村文化は、世代を超え子どもたちにも大切に受け継がれています。

こちらは【Vol.05 結いが育む郷土の原風景(岩手県)】の本編映像となります。(30分程度)
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岩手県のチャプター
映像一覧

Ep.01

01.胆沢平野の散居集落と徳水園の円筒分水

散居集落とは、家々の間に広大な田畑が広がる集落のこと。胆沢(いさわ)平野は日本三大散居集落の一つに数えられ、全国一の規模を誇る農業用水路の円筒分水があります。

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Ep.02

02.エグネとキヅマ、長屋門

胆沢(いさわ)地方の散居集落の特徴であるエグネ、キヅマ、長屋門。エグネは防風林、キヅマはエグネの下に薪を重ねたもの、そして長屋門は豪農の屋敷などに設置された門のことです。

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Ep.03

03.田植えの季節。胆沢平野の農業用水、茂井羅堰と寿安堰

『続日本紀』の時代から水と土地が豊かな「水陸万頃(すいりくばんけい)」の地として記されてきた胆沢(いさわ)地方では、稲作の用水を確保する様々な灌漑(かんがい)事業が行われてきました。

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Ep.04

04.於呂閇志胆沢川神社、春の例大祭、豊作祈願の雪椿

於呂閇志胆沢川神社(おろへしいさわがわじんじゃ)の春の例大祭では、雪椿の枝に神符をそえたものが参詣者に授けられます。農家はその雪椿と神符を田の水口にさして豊作祈願をします。

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Ep.05

05.子どもたちの田植え体験。昔ながらの農具と農作業

昔ながらの農具とやり方で子どもたちに田植え体験をしてもらうことで、先人の知恵や苦労に思いを馳せ、郷土の生きた歴史を学びます。

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Ep.06

06.焼石岳の夏。用水路の掃除とひまわりの出荷

奥州(おうしゅう)市の西に位置する焼石岳は花の山。雪解けとともに可憐なヒナザクラをはじめエゾウサギギクなど色とりどりの花が咲き誇ります。

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Ep.07

07.農家レストラン「まだ来すた」。ぬか釜ご飯と大豆料理

籾殻を燃料にご飯を炊く「ぬか釜」。このかまどで炊くご飯のおいしさが評判となり、また捨ててしまう籾殻を燃料にできることから、改めて脚光を浴びています。

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Ep.08

08.お盆から稲刈りへ。「ほんにょ」で天日干し

収穫の秋、田んぼのそこかしこに出現する「ほんにょ」。収穫した稲を乾燥させる干し方で、岩手県南部や宮城県北部などの平地で見られる独特の形状です。

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Ep.09

09.秋の収穫祭。息づく「結い」の精神

田植えや収穫期など、家族だけではまかないきれない多くの労働力を必要とするとき、複数の農家が互いに支え合うシステム「結い」。日本の農村に息づく助け合いの心です。

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Ep.10

10.「庭払い」で披露される郷土芸能

晩秋から初冬にかけ、農家では１年の作業を締めくくる「庭払い」が行われます。農機具などをしまい、農作業の場だった庭や土間を掃いて「しまい支度」をする伝統行事です。

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