秋田県

03 父の背中を追う若き稲作農家

初夏の秋田平野で「田植え」が行われる

初夏の秋田平野で「田植え」が行われる

Vol.44

Ep.3

5月、初夏の秋田平野で金子勝洋さんの田んぼの「田植え」が始まります。無事に田植えが終わると、今度は暑い夏の間も水田に新鮮な水を循環させるため、水管理に気を配ります。水田に引き込まれる下岩川水系の水は、ケイ酸などの成分が豊富に含まれており、稲を丈夫にしてくれます。

そして季節が変わって収穫の秋。例年のデータを参考にしつつも、最後は実際に稲穂を触ったり米粒を食べたりしながら、慎重に収穫時期を見極めていく金子さん。田畑で汗を流す父の背中を見て就農した金子さんは、「日本の主食である米をずっと守っていきたい」と話します。「秋田は自然豊かで水もキレイ。そういう土地で育ったお米はおいしくて当然」と胸を張って語ってくれました。

現在、地域の子どもたちを対象に、田植えや稲刈り体験も行っていて「大きくなったらここでお米をつくりたい」という頼もしい声に喜びを感じながら、「お米のすごさをこれからもどんどん伝えて、みんなにもっと好きになってほしい」と、米づくりにかける情熱を次の世代へ繋いでいます。