長崎県

06.地域に残る伝統行事と郷土料理

鯨煮しめ

Vol.39

Ep.6

諫早市飯盛地区の江ノ浦神社では、秋になると江ノ浦神社くんち奉納相撲大会(ちびっ子相撲大会)が開催されます。地域の子どもたちがトーナメント方式で参加して繰り広げる熱戦を、地元の人たちも毎年楽しみにしています。なお同じ飯盛地区にある江の浦·熊野神社には有名な天井絵と絵馬があり、天井絵は179格の中に細やかな筆致とやわらかい色使いで花、動物、人物、山水が描かれていて、絵馬は「秀吉耐忍之図」と「西郷卜月照之図」の2枚を見ることができます。

また、長崎では縄文時代から捕鯨が行われていたとされ、江戸期には古式捕鯨の中心地として栄え、鯨を食べる文化が今も根づいています。「鯨煮しめ」(別名「鯨じゃが」)など様々な鯨料理が親しまれています。鯨煮しめは鯨肉をばれいしょやニンジン、タマネギ、長崎名物のかまぼこなどと一緒に煮た郷土料理。長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭「長崎くんち」で供される「くんち料理」の一品としても大切に食べ継がれています。