長崎県
08.次代に受け継ぐ、長崎県の農業
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ビワ生産者の森さん親子
Vol.39
Ep.8
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「息子が農業を継ぎたいと言ってくれた。それが楽しみ」と次世代に期待を寄せる森果樹園4代目の森純幸さん。3代目の常幸さんも「農業でも食べていけると思ってもらわないと、次世代は育たない。そのための基盤をつくることが大切」と、作り手の思いを次につなぐための生産者の使命を語ります。長崎県では、本作で紹介しているビワやばれいしょなどのほかにも様々な特産品が生み出されています。「長崎さちのか」「長崎ゆめのか」などのブランドで知られるイチゴや、農薬や化学肥料を減らし土づくりにこだわったアスパラガス、温暖な気候と恵まれた陽光で育つミカン、全国茶品評会や日本茶AWARDなどで日本一を獲得した緑茶など。さらには、潮風を受ける半島や離島などが多いことから、塩分·ミネラルが豊富な牧草を食べて育つ和牛は赤身の旨味とさっぱりした脂身が高評価を受け、「和牛のオリンピック」といわれる全国和牛能力共進会で日本一に輝いたことも。多彩な長崎の農業が、次世代に受け継がれています。
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