長崎県
07.ビワの摘蕾とご当地グルメ「長崎ちゃんぽん」
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ビワの花房
Vol.39
Ep.7
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大玉で品質のよいビワを育てるには、摘蕾·摘房·摘果·袋掛けなどの作業が重要。ビワは1つの花房に約100個もの蕾をつけるため、少しずつ蕾や実を摘み取って数を減らす必要があります。11~12月に行われる摘蕾·摘房では、小さいものや病害虫にあったものなどを取り除くほか、残した花房も先端の蕾を半分ほど摘んで減らしていきます。作業が一段落した生産者が舌鼓を打つのは「長崎ちゃんぽん」です。鎖国時代、日本で唯一の開港地として外来文化を受け入れてきた長崎県は、料理も異国情緒いっぱい。なかでも広く知られるご当地グルメが、長崎ちゃんぽんと皿うどんです。野菜や魚介など十数種類の食材を炒め、鶏ガラや豚骨ベースのスープで味を調えたところに特製の太麺を入れて煮立てるちゃんぽん。ちゃんぽんの発祥については諸説ありますが、明治時代に中華料理の店主が貧しい中国人留学生に安くて栄養のあるものを食べさせようと、野菜や肉の切れ端などを炒め、中華麺を入れてスープで煮込んだボリューム料理が起源ともいわれています。
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